強く生きていくために

若手俳優界隈と人類でいちばんの推しくん

努力とは。

こんにちは、こんばんは。久しぶりの更新です。
気付けば1ヶ月以上更新していませんでした。
私は元気に推しくんに会いつつ働いていました。


今回は「俳優の在り方」について友達と話していて思ったことを書きます。

最近、仲良くなった方と話していたのですが、最近の俳優さんできないことを可愛い!で済まされること多くないですか?
歌があんまり上手くないのも踊れないのも全部「可愛い」でまとめられ済まされてしまう。私は単純に疑問です。そんなことでいいのか、と。


私の推しくんは自分に自信が無いからひたすら努力する人です。稽古中には誰よりも早く稽古場に来て走り込みしてストレッチをし、1番遅くまで練習する人です。歌もダンスも常に全力です。初日に絶対にクオリティの高いものを板の上で披露して、千秋楽までもっとより良いものをと改善します。これは推しくん贔屓があるとしても、推しくんは初日にクオリティの高いものを届けてくれます。


ですが、最近の特に2.5次元作品が多い俳優さんは初日に歌もダンスもできてないことを「可愛い」で済まされます。何が可愛いのか理解できません。嫌な言い方をしますが、お金をもらって板の上に立つのにクオリティの低いものしか提供できない俳優なのに何が可愛いのか、それを言うファンの方が理解できません。
「(私の推しくん)はテニスやってたし経験値が違うから」「出来てて当たり前でしょ?」「元々上手いから」と散々言われてきました。たしかに元々の基礎レベルに差があるのは仕方ないことと思います。でも基礎レベルの上に努力して板の上に立つ推しくんと、基礎レベルがないのに推しくん以上の努力もせず初日にクオリティの低いものしか提供できない俳優では天と地ほどの差があると思います。

基礎レベルがないなら、基礎レベルがある人より努力して少しでも追いつこうとするのがプロとしての仕事じゃないのかと思います。初日に歌もダンスもできてない俳優が千秋楽には少しうまくなっていたからとみんな褒めたたえて、初日からクオリティの高いものを見せ続け改善してきた推しくんは「元々うまいからね」で片付けられてしまう。さみしいです、悔しいです。推しくんの努力も知らないのにそんなこと言われて、推しくんが努力してない、みたいな言われ方されて。
これだから、2.5はクオリティが低いんだよって言われても仕方ないくらいのクオリティでしかお芝居できない俳優のファンに馬鹿にされてしまう。

本当に2.5次元と言われるカテゴリーの作品はいくらでも代わりのきく世界です。ものすごく嫌な言い方をすれば顔が整っていてキャラに見合う身長体格をしていればキャスティングされることが可能です。そして、人間なので歳をとります。歳をとれば2.5次元作品にはキャスティングされづらくなります。じゃあ、どうするのか、まずはこの役はこの俳優に!って思ってもらえるような努力の積み重ねを、オーディションでも通るような演技・歌唱・ダンスを磨くべきではないんでしょうか。

努力をしていないとは言いません、きっと努力をして舞台に立っているんでしょう。でも初日から高いクオリティを提供できる努力には少し足りていないのかなと思います。

ちゃんと努力を積み重ねる俳優が評価される世界になればいいですね。